10月　さつまいも掘り

園庭で遊んでいると、にじ組の子どもが畑に集まり始めました。
人がたくさんいてよく見えなかったので



「ジャングルジムの上からなら見えるんじゃない？」
という子どもの一言で、ジャングルジムに上ってみることにしました。
ジャングルジムの上からにじ組の様子を見てみると、さつまいも掘りをしていました。



さつまいも掘りが進むにつれて、さつまいもを取った後のツルが出てきました。
「触ってみたい！」
と言って友達と一緒に触ってみます。触りながら、ツルで何か遊べないかと考えます。



友達と引っ張り合ってみることにしました。
ツルを使った綱引きはいい勝負、引っ張り合うことが楽しくて自然と笑顔になっています。



ほかの子どもも違う遊び方を考えました。
砂場へ持っていき、ツルを埋めるとさつまいも掘りごっこが始まりました。
初めは浅いところに埋めていたので、するりとすぐに抜けましたが、保育者が
「もっと深い穴に埋めたらすぐ抜けないんじゃない？」と言うと
深い穴を掘り、そこにツルを埋めました。
引っ張って見ると
「んー！」
なかなか抜けず、力いっぱい引っ張るとずるずるっと引き抜くことができ
「抜けたー！」
と嬉しそうに笑っていました。



畑にいた、にじ組の子どもが減ってくると
「僕もさつまいも掘りたい！」
と言ってスコップを持って畑へ。



「さつまいもあるかな？」
と一生懸命土を掘ります。
さつまいもは見つかりませんでしたが、来年そら組になったらさつまいも掘りができることを伝えると
「やったー！」
「あとどれくらいでそら組？」と
さつまいもが掘れるのを楽しみにしていました。
進級に期待を膨らませながら、ほし組でのこれからの活動も一つ一つ子どもたちと一緒に楽しんでいければと思います。

＜戻る