5月　あ！どうしよう…

アゲハチョウの幼虫を育てています。
飼育ケースの中が汚れていたので掃除をしようということになり
ケースのフタを開けようとすると、幼虫が壁を上ってきています。
今開けたら外に出ちゃうかもしれないねと伝えると、

「もう少し待ってみようよ」

ということになりジーっと幼虫の動きを目で追っています。



「フタにくっついているから今のうちにやろう」
　　
　そーっとフタを開けて置いておくと…

「あ、大変！出ちゃいそうだよ！！」
　
「キャー！！」



声を聞きつけ、たくさんの子ども達が集まってきます。

「うわ～どんどん出てきてるよ…」

「テーブルに降りちゃった！どうしよう…」



「僕が助けてあげるよ！」

そう言って一人の子が手を差し出すと



スルスルと指の上に登っていく幼虫さん。

「すご～い」

と感心する子ども達。

そろそろ葉っぱに戻してあげようかと手を葉っぱに近づけると



ゆっくりゆっくり葉っぱに戻っていく幼虫さん。

ずっと様子を見ていた子ども達も、ほっと一安心。

幼虫への興味が更に増したようです。
飼育を通して貴重な体験をしています。

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